ゆとりが世界一周を思い立ってから

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内定を取ろう〜まずはES編〜

2018卒の就活は今年の6月から面接解禁とのこと。
すでに内定をゲットして、残りの大学生活に思いを馳せている学生もいれば、
内定を取れず悶々としている学生もいると思います。
そんな悶々としている学生に向けて、内定を取るための心得を伝えます。

就活の心構え。就活は茶番だ!

ここで言う就活とは採用試験のこと。
採用試験は茶番です。企業と就活生の建前とハッタリで成り立っています。
内定を取れない学生に多いのが、この茶番であることを割り切れず、
素直に一生懸命に取り組んでしまうこと。
自己PRなんて、0を1にしようが、1を100にしようが、辻褄が合った説明をできるなら全然OK。
企業だって、残業だらけのくせに残業ありませんとか建前だらけだったり、社員だって生活のために働いているのに、世の中の人を笑顔にするためとかわけのわからないことを言ったりするので、こっち(就活生)ばかりがバカ正直になる必要はありません。


もちろん、自分を偽ってまで内定を欲しくないという学生もいるはず。それもまたGOOD。
こんな茶番なんて辞めて、生活をしていくために収入を得る手段を考えましょう!思いの外たくさんあるので大丈夫。なはず。

そして、ただの茶番なので、どんなに内定が取れなくても、自分を否定することはNG。
面接官気持ち悪かったでしょ?あなた方の方が全然ステキ。根拠がなくたっていいので、自信を持ちましょう!

ということで、ここからは内定を取るべく、茶番に参加することを決めた学生が読んでみてください!

ES通過のために必要なこと

採用試験は何事も採用者の立場に立って考えることが大切。
ESについて、人事の立場になると、どう考えたってESを1枚1枚真剣に丁寧に読みません。大変だから。

だから、


文章がわかりにくい
エピソードのイメージができない
オリジナリティがない


こんなESは大体落ちます。
逆に言うと、


文章の繋がりがある ⇨ 読み手がスラスラ読める
具体性がある ⇨ 読んでいてイメージできる
行動に対してなぜそうしたかが書かれている ⇨ 書き手の想いが表れている


こんな文章を書けば8割通ります。誰もが認めるハンパない偉業なんて必要ありません。


とこんな風に説明しても伝わりづらいので、エネゴリ君が就活生になったというていで、エネゴリ君のESを僕が添削している形で、具体例を用いて説明します。

実際のESの添削を見てみよう

<エネゴリ君のES>
【お題:学生時代に力をいれたこと】
課題がとても多く、出席も必須な学科に所属している為、学業とアルバイトやサークル活動を両立することに努力してきました。
週4日でアルバイトをしていたので、課題に優先順位をつけ、自らが設定した日程までに必ず終わらせるようスケジュール管理を徹底しました。
また、登録単位数ごとで授業料を請求されるシステムの為、定期テストの度にプレッシャーに苦しみましたが、自らクラスメイトに声を掛け勉強会を開催し、互いに理解を深めるようにしました。
結果として現在まで履修中止や、単位を落としたことがありません。

【ここから添削】

なんでも頑張るエネゴリ君、えらいですね。バイトはきっとエネオスでしょう。
しかし、このESはただつらつらと、「とりあえず全部頑張りました」ということを言っているだけで、結局何に向けて頑張ったのかがわかりません。
自己PRを書くときに具体的な目標は必須。目標がないと、エピソードに軸がなく、文章の繋がりがいまいちになってしまうのです。
ざっくり、


目標→課題→アクション→結果→得たもの、


と言う流れがいいでしょう。


また、エネゴリ君が全部頑張ったらしいけど、「なぜ頑張ったのか?」が書かれていない。
学生生活なんてだらだらと過ごしたっていいのに、そこを一生懸命やるのがエネゴリ君の一つの良さであり、エネゴリ君らしさ。のはずなのに、そこが記載されていないので、書き手の想い(オリジナリティ)が伝わりません。

具体的なアクションは書かれていますが、さらに具体的にどう工夫したかまでは書かれていません。
ただやったことだけではなく、工夫点を書くことで、よりイメージが鮮明になります。


以上のことを踏まえて、上記の文章を各要素ごとに整理すると下記のような感じになります。

要素を整理して、アレンジするとこんな感じ

<力を入れたこと>
学業とアルバイト・サークル活動の両立

<なぜ力を入れたか?>
何事にも熱意を持って取り組みたいという想いがあったため
エネゴリ君の想い・考えを明確化

<目標>
全単位の取得(単位取得率が60%程の学部に在籍という前提を勝手に作る
目標を明確化することでエピソードに軸を持たせる

<目標達成に必要なこと>
勉強時間の確保

<問題>
他の活動により時間の確保が難しい

<課題(問題解決のために必要なこと)>
学業の効率化

<アクション①(課題の解決策)>
課題の優先順位を明確にし、スケジュール管理を徹底するため、優先順位とスケジュールを見える化
→どうやったのかがなかったので、見える化という工夫をしたことにする

<苦労>
苦手分野の克服に苦労
目標とマッチするような苦労にしちゃう

<アクション②(苦労の打開策)>
クラスメイトも同様の苦労があると思い、自らクラスメイトに声を掛け、勉強会を開催
⇒クラスメイトと知識を共有することを通して、苦手分野を克服しテストに備える

<結果>
全単位取得
→設定した目標に対して、必ず結果を言う

<学んだこと>
やらないことを決める難しさと独りよがりにならず人を頼ることの大切さ
→学んだことは仕事で活かせそうなことを適当に言っちゃう

【添削を踏まえて文章にすると】

何事も熱意を持って取り組みたいという想いから、学業・サークル・アルバイトの全てを両立することに力を入れました。
中でも、単位取得率が60%程の学部に在籍していたため、学業では全単位の取得を目標としました。
目標達成のために勉強時間の確保が必須でしたが、時間の確保が難しいため、学業の効率化が課題でした。そのため、以下の2つのことに取り組みました。
第一に、課題の優先順位を明確にし、スケジュール管理を徹底しました。
限られた時間を有効に使う為、アルバイトやサークルの予定を考慮した上で、スケジュールと優先順位を見える化し、優先度の高い課題から取り組むようにしました。
第二に、自らクラスメイトに声をかけ、課題を分担、勉強会を開催しました。
苦手分野の克服に苦労していた際、クラスメイトも同様の苦労があると考え、勉強会を開催し、知識を共有することで、お互いの苦手分野を効率的に克服できるようにしました。
これらの結果、効率的に学習ができ、全単位を取得するとともに、学業以外の活動も思う存分取り組めています。
この結果から、優先順位をつける上でやらないことを決める難しさと独りよがりにならず人を頼ることの大切さを学びました。

どうでしょうか?

おそらく、初期のものより厚みが増し、文章の繋がりや書き手の想いも明確になったはずです。

いきなり文章を書くのは難しいので、要素ごとに整理するのがオススメ。

あとは最初は字数は気にしなくてOK。まずはしっかり内容を詰めたから、字数を削っていくようにしましょう。

補足

上記のESの場合、面接を考えると以下についても答えを持つ必要があります。

・サークルやアルバイトの熱意を持って取り組んだエピソード
・高校時代の熱意を持って取り組んだエピソード
・本当にクラスメイトと共有することが効率的なのか?
・アルバイトとかサークルはなんでやったのか?
・なんでそのアルバイト選んだのか?
・そもそも何を勉強しているのか
・そもそもその熱意の原動力はなにか?
・上記のエピソードで他に苦労したことはないか
・学んだことを活かした経験はあるか

などなど。

これらを抑えておけば面接もバッチリです。

ちなみに志望動機のESは…

僕も苦手です。大切なのは『マッチング』と『選ぶ目線』。

大きな流れとしては、


「私はこんなことやりたい」
 ↓
「なぜ、そう思うのか。さらっと経験を踏まえて」
 ↓
「やりたいことを実現する上で、なぜその業界・企業か」
 ↓
「こんな風に貢献できると思うから、共に実現しましょう」


てな感じです。

スタンス的には、
「こんなことやりたいんだけど、御社がその環境として最適だわ。」ぐらいの『選ぶ目線』が大切です。

ロジック的には、。
「自分のやりたいこと」と「会社の方向性・やりたいこと」を合わせる『マッチング』の視点が大切です。

そして、志望動機が思い浮かばない人は、みん就みて、自分の経験と紐づくものを持ってチョイスするのが手っ取り早いです。

まとめ〜内定取れるか取れないかはESでほぼ決まる〜

面接はESを元に行うので、しっかりとしたESが書けていれば、面接も余裕です。
最も時間をかけるべきはESなので、何度も修正しながら作りましょう。

意識すべきは、

・目的と目標と結果が繋がっているか?
・問題と解決策が繋がっているか?
・なぜ?と具体的には?が満たされているか?

で、やり方としては、

・要素並べて構成を作る
・恥ずかしさをかなぐり捨て大げさに書く

です。

最後まで読んでくれた方、就活がうまくいくことと楽しい社会人生活が送れることを願ってます。